84年前の少女たちが「今の女子高生と同じ姿」と衝撃走る

84年前の日本で、どれくらいの少女があのような女学生だったのでしょうか?

ネットで現在話題となっているYouTubeにアップされた「Cruise to Japan in 1932日本へのクルーズ」と題された1本の動画。元々は「JAPAN LAND OF THE CHERRY BLOSSOMS」と題された海外に日本を紹介する短編映画と思われる作品です。

この動画自体、極めて資料的価値の高い作品として興味深いものなのですが、この動画の2分49秒から2分54秒の間に映るふたりの女学生と思われる少女の服装が現代の女子高生だと言ってもまったく違和感のない姿であるとネット上で大きな話題となっています。

セーラー服のような制服のスカートは膝上で、黒いタイツを身につけています。ひとりは口元をハンカチで隠しており、全体的に純朴なイメージはありますが、たしかに現代の女子高生の格好と極めて似通っています。動画は以下から。

では、この時代にこのような女学生はどの程度一般的だったのでしょうか?それとも滅多に見ないレアケースだからこそこうして映像に登場したのでしょうか?見た目からは尋常小学校の児童には見えないため、高等女学校の生徒であると仮定して調べてみましょう。

政府資料から読み解いてみます。文部科学省のHPに掲載されている文部省調査局(当時)が編集・監修をおこなった「日本の成長と教育」(昭和37年度)の記述を見てみると「第2章 教育の普及と社会.経済の発展 2 わが国の教育普及の史的考察 (3) 中等教育の普及と女子教育の振興」に戦前の中等教育と女子教育の歴史が描かれています。「中等教育機関への進学率」とされた表を見てみます。